Artist in Residence vol.02 銀箔

Artist in Residence vol.02 銀箔

Untitled AMAMI 2024
 2024 | 銀箔、和紙、襖

アーティストが琉球ヴィラ・ビロウに約2週間滞在して制作した作品。
奄美大島の気候風土の影響を受けながら、20 年以上の歳月をかけて
て銀箔の色や質感が経年変化していく。

 

「今回の奄美での滞在制作では、銀箔そのままの状態を襖に施したこ
とにより、奄美の温暖湿潤な気候にその変色を委ねました。海に面し
た潮風とビロウ樹やソテツに囲まれた大自然の環境がもたらす変色は
まさに今・ここでしか促せない変化をもたらすはずです。このような
過程を経た作品は従来の作品に比べて、作品の“場所性”が強くなり、
物質としての側面が強かったものから、人々の現実的な時間軸の延長
線上にあるもう一つの知られざる自然界のサイトスペシフィティが強
調 さ れ る で し ょ う 。」
(アーティスト本人より)


アーティスト / キュレーター:Shuhei Fukuda

日本生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。
日本画への研鑽を経て、日本の伝統的な素材と技法を用いて現代的
なアプローチを試みる。
特に銀箔を素材に、作品を自然に放置することで、銀に生じる変色を
作家と素材の緩やかな関係性として表象する。素材や作品の物質性
を表面に強く提示することで、自然のありのままを重んじる東洋的な
自然観と美的感覚を追求。


主な個展に「Quiet colors」(RUE VERTE、コペンハーゲン・デンマーク、
2023 年 ) 、「変化 / 不変 = 普遍」( アーツ千代田 3331、東京、2019
年 ) 。

主なグループ展に「Three Paths, Three Mathods 」(České 
Budějovice House of Art、チェスケー・ブジェヨビツェ・チェコ共和国、
2025 年 )、「Touches」(kvalitar、プラハ・チェコ共和国、2025 年 )
「MINIMAL \ REDUCTIVE」(Five Walls Gallery、メルボルン・オース
トラリア、2025 年 ) 。