濡縁

濡縁

展示場所:共用部
作品名:濡縁
2022  杉、真鍮

赤尾木湾の眺望を鑑賞するために、宮大工が作った和風デッキ “濡縁”。

赤尾木湾の円形地形「奄美クレーター」は隕石落下が原因でできたものと推定され、隕石物質として、金属の玉粒・ニッケル・鉄の破片・微細隕石質・隕石質塊等が発見されている。
泥で染められた大島紬の光沢ある黒の風合いは、鉄分豊富な土壌、つまり、隕石の落下が影響している、と言われている。


作家(宮大工):齋藤 直崇
極道を経験した後、宮大工に転身。全国の神社やお寺などの建造物に携わる。奄美大島と神奈川県の2拠点生活を送っている。

【過去に手掛けた主な建造物】
白鬚神社(東京)、大休寺(北海道)、蓮乗寺(茨城)、浅草神社(東京)、立安寺(奄美大島)、常楽寺(東京)、大應寺(埼玉)、本乗寺(秋田)、神明宮神楽殿(東京)